世界で活躍した日本人男性テニスプレイヤー

この数年間で、テニスというのは日本でかなりメジャーなスポーツになってきました。
大きな理由は、世界で戦う実力のある日本人選手が増えてきているということがいちばんの要因ですね。

今回は、世界で活躍したプロテニスプレーヤーを、
男性に限定してご紹介できればと思います。

錦織圭 選手

もう、誰もが知っている選手ですね。
日本テニス界に革命を起こした選手であり、
彼の名はテニスを知らない方も含めて日本人のほぼ全ての方が知っているでしょう。
彼がいたからこそ、日本テニス界は盛り上がり、
様々な試合がテレビで中継されたり、ニュースに取り上げられるようになりました。

また、彼の存在がジュニアテニス界の希望となり、世界で活躍する若手選手も増えてきています。

具体的な実績としては様々なものがありますが、
最も成果を作ったのは、日本人選手として初のグランドスラム決勝まで勝ち上がった、
2014年の全米オープンでしょう。

当時、第10シードでエントリーされていた錦織選手ですが、
4回線で第5シードのラオニッチ選手に、
準々決勝で第3シードのワウリンカ選手に、
いずれも4時間半以上にもおよぶ死闘の末、フルセットで勝利。

そして準決勝、世界ランク1位であり、今大会も優勝の最有力候補であったノバク・ジョコビッチ選手との対戦。
セットカウント3-1で勝利し、決勝へと駒を進めました。
誰もが、ここまでだと思っていた一戦でしたが、錦織選手はリターンをはじめとする得意ショットが火を吹き、
見事勝利を収めました。



日本中が湧いた全米オープンとなりましたね。

錦織選手は怪我をしている時を除いて世界ランクトップ10を常にキープし、
世界ランク8位以上しか出場することのできない
「ツアーファイナル」
にも複数回出場しています。

まさに、日本テニス界を牽引するリーダーですね。
これからの活躍が本当に楽しみです。

松岡修造 選手

現在はタレントとして活躍をされ、
時には芸人のような立ち位置にいることもある松岡修造さんですが、
実はプロテニスプレーヤーなんです。

しかも、かなり活躍をされていた選手なんです。
今の姿からはなかなか想像しづらいかもしれないですが。

現役時代、海外でプレーをし、活躍していた選手は日本人選手の中で唯一と言っても良いくらいでした。
世界ランキングは最高で46位。
錦織選手には劣るかもしれませんが、
他の日本人選手はトップ100にもはいることはほとんどありませんでした。
その中での46位というのは本当に素晴らしい結果です。

特に、1995年のウインブルドンでは、ベスト8へ進出し、
男子の日本人プレーヤーでは1933年の佐藤次郎選手以来、
62年ぶりの快挙となりました。

力強いサーブを武器に、
どんどん勝ち上がっていきましたね。

引退後はテレビ出演以外に、
ジュニア選手の育成に力を入れています。

現在も続いている
「修造チャレンジ」
と呼ばれるジュニア育成プログラムでは、
日本のトップのジュニア選手だけを集め、
世界で通用する選手の育成に励んでいます。

錦織選手もかつて、修造チャレンジに参加し、
プレーをしていた経験があります。

まとめ

そのほかにも、
若手から活躍する選手が少しずつでてきています。

現在の世界ランキングトップ100には錦織選手の他に、
現在68位の西岡良仁選手や、87位の内山靖崇など、
20代前半の若手で活躍する選手が出てきました。

10年ほど前には世界で活躍する日本人選手が全くいなかったところから、
日本人選手が少しずつ存在感を示し始めています。
これから、テニスの試合の中継もさらに増えたり、
日本人選手がさらに活躍することが本当に楽しみですね。

彼らの今後の活躍に期待していきましょう。

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