近年、世界で活躍する日本人テニスプレーヤーがどんどん増えています。
その筆頭が、男子では錦織圭選手、女子では大坂なおみ選手ですね。
彼らの活躍により、日本全体がテニスに注目し、
今では様々なテニスの試合が中継されたり、
ニュースにも取り上げられるようになってきました。
その中で今回は、世界で活躍するテニスプレーヤーの中でも、
女子に限定をしてご紹介していければと思います。
女子は活躍した選手がたくさんいますが、
その中でも代表的な選手を数名、ご紹介しましょう。
大坂なおみ 選手
現在の日本プロテニス界を牽引しているのは、間違いなくこの選手でしょう。
錦織圭選手とともに世界のトップを走り続け、
シングルスの世界ランキングは日本人史上初の1位を獲得しました。
また、こちらも日本人史上初となりますが、
グランドスラムの大会において、日本人で初めてシングルスで優勝した経験もあります。
2018年の秋に開催された全米オープンにて優勝を飾り、
その後、2019年の冬に開催された全豪オープンでも優勝。
なんと2連覇を達成しました。
ずっとアメリカ国籍と日本国籍の2つの国籍を持って生きてきた大坂なおみ選手ですが、
先日、日本国籍を取得することを表明しました。
2020年の東京オリンピックでは、日本代表としてコートに立ち、
日本人の希望として希望や活力をあたえてくれるプレーをしてくれるでしょう。
弱冠22歳、まだまだこれからの活躍が本当に楽しみな選手です。
これからどこまで行くのか、最も目が離せない選手ですね。
クルム伊達公子選手
昔から日本の女子テニスは活躍している選手が多かったのですが、
その女子テニス界を牽引してきたのがクルム伊達公子選手でしょう。
一度引退という決断をしてから、40歳近くになって再度現役復帰を表明。
20代の選手に負けないプレーでグランドスラムの大会でも勝ち星を上げてきました。
そんなクルム伊達公子選手は世界ランキングにおいて最高4位、
グランドスラムの大会では最高戦績ベスト4という輝かしい結果を残しており、
現代のテニスブームの火付け役といっても過言ではないでしょう。
そして、最も記憶に残っている試合といえば、フェドカップでのドイツとの一戦。
グラフ選手との対戦でしょう。
当時、世界ランクは1位、グランドスラムの大会は全て制覇するという世界最強の選手との一戦でした。
フルセットにもつれこむ激戦を経て、伊達選手はグラフ選手に勝利し、
ドイツから勝利をもぎとるという快挙を達成しました。
本当に感動する試合です。
是非一度は見ていただきたい試合の一つでもありますね。
そんなクルム伊達公子選手、20代の時は文字通り結果で日本テニス界をひっぱり、
復帰してからは結果だけでなく、テニス界全体を支え、押し上げて行くような存在として、
本当に長く活躍した選手です。
杉山愛 選手
クルム伊達公子選手が20代で引退したのち、
その後を継いだのが杉山選手です。
シングルスでもダブルスでも世界ランキングのトップをキープし、
ダブルスにおいては日本人史上初の世界ランキング1位、
グランドスラム優勝という結果を残した選手です。
シングルスにおいても、世界ランキングは最高で8位をマークし、
グランドスラム63大会連続で本戦出場という記録も打ちたてました。
16年にわたり、一度も欠かすことなくグランドスラムの大会に出続けるということは並大抵のことではありません。
鉄人の領域ともいえるでしょう。
お母様がコーチをしていたこともあり、話題になったこともしばしば。
杉山選手なしでは日本テニス界は語れないでしょう。
まとめ
女子テニス界というのはまだまだ活躍した選手はたくさんいます。
姉妹で活躍された沢松選手をはじめ、浅越しのぶ選手、森上亜希子選手、
現役では土居美咲選手、尾崎里紗選手、日比野菜緒選手、奈良くるみ選手らが世界ランキングトップ100入りをしています。
女子は活躍している選手が非常に多い。
だからこそ、これからの女子テニス界はますます楽しみですね。
第二の大坂なおみ選手が現れるのを楽しみにしましょう。
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