地元民による鳴尾の海の楽しみ方

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毎年、真夏の炎天下で繰り広げられる全国高等学校野球選手権大会。
高校球児たちの中にはイケメン選手もたくさん活躍しているので、高校野球を知らなくても夏の大きな話題になりますね!

球児たちの憧れの聖地、甲子園球場。
甲子園球場は兵庫県西宮市の顔、です。

甲子園球場で試合中にアナウンサーが必ず言うセリフが「今日の浜風はどうでしょうか」。
浜風が強くなると、打ったボールが流されて思わぬ試合展開になります。
だから浜風は重要なキーワードなのです。

ところが。テレビで観る限り、甲子園球場の周りに海は見えません。

実は、甲子園球場からバスで約20分。
海を一望できる場所、鳴尾浜があるのです!

鳴尾浜では残念ながら泳ぐことは出来ません。
でも春から秋にかけてのんびり海を楽しめる浜なのです。
冬は潮風が凍ってしまうくらい寒いので…
季節の良い時期をおススメします!

今回は、西宮市の『鳴尾の海の楽しみ方』をご紹介しますね。

昼間の鳴尾の海の楽しみ方

カンタン!鳴尾浜への行き方

まず阪神電車の大阪梅田駅から直通特急で約15分、「甲子園駅」で下車してください。

神戸方面からは、阪神電車の神戸三宮駅からだと直通特急で約20分。

甲子園駅から阪神バスの乗り場へ行きます。
鳴尾浜線の鳴尾浜行で約20分、「リゾ鳴尾浜」で下車します。

着いた場所が「鳴尾浜臨海公園」の玄関口。

バスを降りたらレンガ敷きの遊歩道が、あなたをさらに海へと導いてくれますよ!

オシャレなレンガ敷きの遊歩道を行くと、まずはフラワーガーデンの花々があなたをお出迎え。

丁寧にお世話された花たちが、季節ごとに咲き誇っています。

気分爽快!芝生のグリーンに癒される

フラワーガーデンを抜けて、さらに奥に進むと…。

芝生広場のグリーンが圧倒的な広さで両手を広げるように迎えてくれます。
広さはなんと4500㎡。テニスコート約17面分です!

そして芝生広場の目の前に広がる海。
遠くにはゆったりと船やヨットが行きかっています。

私が友達を案内すると、皆「うわー!すごーい…」と言った後、ただただ潮風の気持ち良さと芝生の柔らかな感触にひたっていました。

「鳴尾浜臨海公園」の自慢の芝生広場の芝は、とにかくふっかふか!
最初の1歩で幸せを感じます。裸足で歩くともっと気持ち良い…。

芝生広場は、とてもとても丁寧に手入れされているんですよ。
私は平日昼間の人影がない時に、芝生広場のお手入れ風景を見かけたことがあります。
職員さんが中腰で芝生を食い入るように見ながら、ゆっくりと歩きまわって点検など作業されていました。
職員さんの熱意が、見事なふかふか芝生を作り上げているんですね。

芝生広場では、お弁当を広げたり、ポップアップテントを持ち込んでお昼寝したり、ボールで遊んだり、と皆さんのんびりタイム。

週末を中心にヨガやスポーツ教室などのイベントも行われています。

平日の人が少ない時間帯には、モデルさんが来て撮影会が行われていました。
プロのカメラマンにも一目置かれる場所なんでしょうね!

ただ一つ注意したいのは、日によっては芝生広場を団体が貸し切ることがあるのです。
貸し切りになると芝生広場には入れません。

貸し切りの時は、フラワーガーデンで過ごすことになります。

出かける前は「鳴尾浜臨海公園」公式HP、芝生広場の利用日カレンダーを確認してくださいね!

海釣り公園や海の見えるプールも

芝生広場の前には有料の海釣り広場があります。
週末には家族連れで大賑わい。
なんとアジ、サヨリ、スズキ、タチウオなど様々な魚が釣れます。

また、芝生広場の横の複合スパリゾート「リゾ鳴尾浜」ではプールと天然温泉がセット料金を支払って入れます。
会員制ですが、一般もOK。

ただ夏休みは家族連れで大混雑!
セット料金もシーズンオフは1750円、夏は2000円とちょっと割高。
私は残念ながら利用したことはありません…。

でも屋外プールや水着を着たままで入る天然温泉は、海を見ながら楽しめるので魅力的です。

「リゾ鳴尾浜」は、定休日が水曜日。ご注意ください。

鳴尾浜臨海公園でのランチは?

芝生広場では、皆さんお弁当を持参したり、テイクアウトされていることが多いです。

芝生広場横の「リゾ鳴尾浜」の館内にもグリーンテラスという喫茶コーナーはあります。
700円までの週替わりランチがあり、家庭料理のような親しみやすいメニューで美味しくて、おススメ!
でも平日限定なんです!
他はいたって普通の軽食メニュー。
また、「リゾ鳴尾浜」では予約をすればバーベキューができます。

芝生広場でランチをするには、甲子園駅でバスに乗る前に準備が必要。
バス乗り場周辺にある、スタバ、ケンタッキー、マクドナルド、コンビニなどでテイクアウトしてください。

万一忘れても、「鳴尾浜臨海公園」から徒歩2分でコンビニがあります。

ランチ事情がちょっと寂しいのが、「鳴尾浜臨海公園」の弱点…です。

夕方の鳴尾の海の楽しみ方

海辺の本当の良さが分かる!

夕方は鳴尾の海の1番良い時間帯です。

日が傾き、「鳴尾浜臨海公園」の芝生広場に徐々に影が降りはじめると、人も減ってだんだんと静かに…。

夕日で空が赤くにじむ頃、目の前の海が黄金に輝きます。
海を背景に海釣り広場の人影がシルエットになって、まるで映画のワンシーンのよう。

夕日が惜しむように沈んだ後、真っ暗な海の向こうには神戸の街の夜景が輝きだします。

海が恋愛を引き寄せるのでしょうか。週末は特にデートスポットになります。
夕日目当てに訪れた私は、あちこちにいるカップルの多さに思わず遠慮して帰ったこともありました。

鳴尾の海の温泉へ

夕日を見送った後、お腹が減ったら?
阪神バスの阪神甲子園行に乗り「鳴尾浜一丁目」で降りましょう。

歩いて2分ほどでスーパー銭湯、鳴尾浜温泉「熊野の郷」に到着します。
鳴尾浜「熊野の郷」のお湯は、地下1000mから湧きだした天然温泉なのです。
湯には美肌効果があり。
少しぬるめのお湯なのでじっくり温まれますよ!

私のお気に入りは週替わりの露天風呂。
和風露天風呂とバリ風露天風呂が入れ替わります。
特に女風呂は街中なので囲いはしっかりされてますが、お庭のような素敵な造り。
見上げると夜空がぽっかりと目に入ります。
お湯に入っていると外の風が吹いてきて、とても気持ちが良いのが露天風呂。
おススメです!

館内には和風、洋風のレストランがあります。

特に洋風レストランの窯焼きピザは、注文してから焼いてくれるのですが、薄い生地で香ばしく、とっても美味しい!
他は、お肉、ハンバーグ、パスタが中心。
サイドディッシュは、バイキング形式でサラダなどが食べ放題。

ただ、和風、洋風レストランともメニューは1000円以上とややお高めです。

鳴尾浜温泉「熊野の郷」の入湯料の一般料金は、平日800円、土日祝日は900円。
最終受付は夜11時。
無料シャトルバスが甲子園駅まで送迎してくれます。

鳴尾で海の景色を堪能したら、今度は鳴尾の海の温泉を楽しんでくださいね!

地元民の鳴尾の海の楽しみ方

温泉は朝!

鳴尾の地元民は、温泉好き。
スーパー銭湯の鳴尾浜温泉「熊野の郷」では朝風呂を狙います。

鳴尾浜温泉「熊野の郷」の朝風呂は620円。
朝7:30~10:00までに入ると、1日中620円で滞在できるのでお得。
10:00以降、日曜日は通常平日より料金が上がります。
がんばって早起きするのが鳴尾の地元民なのです。

1人で夕日を楽しみたい時

鳴尾の海をできるだけ1人でのんびり見たい時は?

鳴尾浜温泉「熊野の郷」の裏側には4mほどの古いセメントの堤防がそびえ立っています。
昔は海だった鳴尾浜。
鳴尾浜の街と隣接する街の境目には、昔の名残で今も堤防が残っているのです。

堤防に沿って西へ5分ほど歩くと、カーブを曲がったところに坂があり、坂を上がると鳴尾川の河口に到着。
広い海が見渡せます。

鳴尾川を含めた周辺の浜一体はカモ、カモメ、シギ、チドリなど渡り鳥の種類が豊富で、知る人ぞ知るバードウォッチングの穴場なのです。
海面を埋め尽くすようにカモたちがぷかぷかと浮かんでいたり、アオサギなどが羽を休めて日向ぼっこしたりと、のどかな時間が流れています。

そして、夕日好きのカメラマンが密かに訪れる場所が鳴尾川の河口。

鳴尾川の河口からは遠くに神戸の夜景が見え、中央には海の中に建つ高速道路湾岸線の大きくカーブした人工美が、夕日に映えます。

穏やかな海面に映る夕日の美しさは、言葉にできません。

そして、今日も1日良い日だったな、と幸せな気持ちになれる場所。
鳴尾の海はそんな海なのです。

まとめ

鳴尾浜での移動は阪神バスが中心になります。
平日と土日祝日は、時刻表も本数も違うので要注意。
阪神バスはよく遅延します。
余裕のあるバスの移動をおススメします。

鳴尾の海で、あなただけの素敵な時間を過ごしてくださいね!

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