振動止めは必要?~テニスのルール~

振動どめは必要なのか?

テニスを初めて少しした頃、
周りの人が使っているラケットを見てこんな風に思うことはありませんか?

「あれ?ガットになにかついてる?」

ラケット面の根元になんかつけてる方、
いらっしゃいますよね?

あれが『振動どめ』と呼ばれるやつなんです。
振動どめはオシャレだから、
かっこいいから、
という理由でつけるものではないんです。
ちゃんと理由があってつけるものなんですよ。

ということで今回は、
振動どめとはなんなのか。
つけるとどんな効果があって、本当につけるべきなのか。

そんなことをお伝えしていきたいと思います。

そもそも振動どめとはなんなのか

周りを見渡せば、
振動どめをつけているという方は意外と多いですよね。
では、あの小さな振動は、果たしてどんな効果を発揮するのでしょうか。

ラケットやガットと違い、
振動どめをつけたからといってプレーが大きく変わるかというと、
そういうわけではありません。

どちらかといえば小さな違いであり、
「つける」「つけない」ということがその人の一つのこだわりになっていることも少なくありません。

では、どんな違いがあるのでしょうか。
振動どめをつけた場合と、つけなかった場合で比較をしていきましょう。



振動どめをつけた場合

振動どめをつける一番のメリットは、
腕に振動がこないため、負担がかかりにくいということです。

そうなんです。
ただ、オシャレでつけるものではないんです。笑

肘を痛めたことがあるという方や、
ラケットから伝わってくる振動があまり好きではないという方は、
是非つけることをオススメします。

振動どめをつけなかった場合

振動どめをつけなかった場合のメリットは、
つけなかった時のデメリットがそのままメリットになります。
つまり、振動がしっかりと腕に伝わってくるということがメリットになるのです。

どういうことでしょうか。

テニスを続け、上達していくと、
ボールを打った時にラケット面のどのあたりにボールが当たったのか、
わかるようになってきます。
それがわかってくると、なぜミスが起こったのか、
なぜうまくいったのかという理由を見つけやすくなり、
修正できるようになるのです。

また、ボールを打つ瞬間の感覚がしっかり腕に伝わってくるため、
上級者になれば、ボールを打ちながら修正をしていくこともできます。

つまり、伝わってくる振動を感じ取り、
今どんな風にボールを捕らえられているかを感じながらプレーができるということです。

特にボレーは手の感覚が非常に大切なので、
ボレーが得意な方はつけていないケースも少なくないですね。

つまり、つけるかどうかはどちらでも良いということです。
ご自身の好みで選んでいただければと思います。

振動どめの種類

振動どめにはいろんな種類がありますよね。
メーカーのロゴのものや顔のマークがあるもの、
ドーナツ型になっているものなど、
どれにすれば良いか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

最後に、振動どめの種類についてお伝えをしていきたいと思います。

振動どめの種類は大きく分けて二つです。
一つは、ラケットの真ん中の方につける小さなもの、
もう一つはラケットの端から端までつけるヒモ型のものです。

どんな違いがあるのでしょうか。

大きな違いは、どれだけ振動をシャットアウトするのかという違いです。

完全に振動がこないようにしたいということであれば、
ヒモ型のものを使い、
全く振動がこないようにしても良いでしょう。

一方、少しくらいは振動が来ても良いという方は小さい振動どめを使い、
少し振動を感じながらプレーしても良いと思います。

つまり、全ては自分の好みというわけです。

まとめ

大切なことは、
自分はどの振動どめを使っている時が一番気持ちよくボールが打てるのか。
どれくらい振動が来るのが自分にとって一番良いのか。
そういったことを理解することです。

振動どめの効力を理解し、
より気持ちよくプレーをしていきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)