アボガド洗う方法は?アボガドチップの冷凍の仕方栄養素おすすめレシピは?

森のバターと称される、アボカド。栄養がぎっしり詰まった熱帯の果物です。
一時、日本でもアボカドブームがありましたね。
ちなみにアボカドは、中南米では古代から栽培されていて、日本に来たのはなんと大正時代。
栄養価の高いフルーツとされており、最も栄養価の高い果物として『ギネスブックⓇ』にも載っています。

アボカドには脂肪分が多くふくまれていて、カロリーは高め。
しかし、その脂肪分の多くは健康によいとされている不飽和脂肪酸です。

美容や健康にも欠かせないビタミンやミネラルを多く含んでいるので
女性にとっても嬉しいフルーツなんです。とはいえ、食べすぎには注意ですが…

今回は、そんなアボカドの洗い方やおすすめの冷凍保存の方法をご紹介します。

洗う

みなさん!スーパーなどでアボカドを買うとき、どこに注目してますか?
アボカドは、「果皮の色」「形」「やわらかさ」に注目してみてください。

すぐに食べたいときは果皮の色が黒褐色になっていて、形がふっくらしているものを
選ぶとよいでしょう。また触ったとき若干やわらかいものを選んでください。
ただし、柔らかすぎたり、皮にしわがあるものは熟しすぎのためおすすめしません。

そして、アボカドの下ごしらえにはちょっとしたコツがあります。

まずは、切る前によく洗うこと。
米食品医薬品局(FDA)の米国に流通しているアボカドの調査結果によれば
果皮には食中毒を引き起こす「リステリア菌」や「サルモネラ菌」が付着している
ことがあったようです。菌を果肉部分に移動させないためにも、切る前によく洗いましょう!

その後、キッチンペーパーなどで水気をふき取り調理開始です。

基本的には4つのステップのみ。
①縦に切り込みを入れる。
②ひねって分ける。
③種をとる。
④皮をむく。

種をとるときは、十分に気を付けてくださいね。また、皮をむくときはヘタに近い上側から
手でむくと上手く向けます。果肉をつぶして料理するときは、スプーンですくってえぐり取るのも一つの方法です。

一回で、丸ごと使わない場合は種のついているほうを野菜室で保存しておきましょう。
ただし、そのまま保存すると空気に触れて変色してしまうのでレモン汁や酢、オリーブオイルなどを切り口に
塗ってからラップで密閉して保存袋にいれて保存してください。

 

冷凍

アボカドの種類について、みなさんはどのくらい知っているでしょうか?

アボカドは、世界に700以上の品種があるとされています。
スーパーなどの店頭でみかけるのは、メキシコ産の「ハス」という品種です。
熟すにつれて皮が黒くなる品種。皮はかたいですが、手でむきやすいのが特徴です。
栄養価が高く脂肪を多く含みます。その割合、なんと全体の30%になるものも!
さすが、森のバターといわれるだけありますね。

他には、果皮が濃い緑色をした「ベーコン」、形が西洋なしに似た「フェルテ」などの品種が有名です。
どちらも主な産地は鹿児島県。冬に出回るようです。

アボカドの品種についてご紹介しましたが、実際はどんな料理があるのかをちょっとご紹介。

外食に行ったときなどでよくみるのは、エビとのコラボ。この黄金コンビのサンドイッチは
最強ですよね。他にも、シンプルにワサビ醤油であえたもの。おかずにもおつまにものなる
簡単メニュー!今夜の一品にくわえてみてはいかがでしょうか。

アボカド、安かったから買ったはいいけどすぐには使わない…そんなときは冷凍保存しておきましょう。

切る前ならば1個丸ごとがおすすめ。丸ごとラップして、冷凍用保存袋に入れて空気をよく抜き冷凍庫へ。
1ヶ月程度なら保存可能です。使うときは常温で自然解凍させます。料理するときは半解凍ぐらいがベスト。

切ったものを冷凍する場合は、先ほど述べたようにレモン汁などで変色を防いでから保存しましょう。
一度に食べる量を小分けにしてラップにつつみ、冷凍用保存袋にいれて空気を抜き冷凍庫で保存します。
こちらも一カ月程度は保存が可能。使うときは自然解凍させます。
放置しすぎると劣化するので十分注意してくださいね。

 

「森のバター」と言われるほど栄養素の高いアボガド。

脂質(不飽和脂肪酸)が多く含まれ、悪玉コレステロールの減少や、アレルギー症状の緩和効果があります。

ビタミンA・EやビタミンC、腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれているのも特徴。
ビタミンB群や鉄分も多く含まれており、タンパク質食品と一緒に食べることで貧血対策にもなります。

アボガドは冷凍をしても栄養素は変わらないといわれていますが、
ビタミンCは水にとけやすく、熱に弱いので、加熱調理をすると栄養素が減少します。

また、ビタミンAは皮に近い緑色の濃い部分に含まれているので、包丁などでむくときはなるべく薄く切ります。

アボガドディップの冷凍保存方法

使い勝手がよく人気のアボガドディップですが、冷蔵保存期間は約2日間と短め。
冷凍すると約1ヶ月保存できるので、ぜひ活用してください。
アボガドと調味料のみの、シンプルなアボガドディップの冷凍保存方法を紹介します。

使用するアボガドは、熟した状態のものを選んでください。
アボガド1個を半分に切り皮を手でむいてボールに入れ、フォークでつぶします。
調味料(オリーブオイル小さじ1・レモン汁小さじ1・塩こしょう 少々)を加え、全体を
混ぜ合わせます。
小分けにし、空気が入らないようピッタリとラップに包みましょう。
まとめて冷凍保存袋に入れ急速冷凍。
使用時は、常温での自然解凍がおすすめです。

冷凍アボガドのおすすめレシピ

アボガドにわさびを足すと、和のテイストになりおすすめです。
一口大の半解凍したアボガドにわさび(お好みの量)としょうゆ少々をかけ、かつお節や刻みのりをかけて完成。
サッと作れてお酒のアテにもぴったりですね。
アボガドディップにわさびを加えるとピリっとした辛さを味わえます。

食パンに半解凍したアボガドとチーズ、マヨネーズをかけトースターで焼くのもおすすめ。
また、ピザで使用するときはトマトソースがよくあいます。
ピザ生地にトマトソースをぬり、1口大に切ったアボガド(アボガドディップも可)と水気をきった
小エビをのせチーズをかけます。
好みでマヨネーズをかけトースターで焼くと完成です。

 

 

終わりに

いかがでしたでしょうか?
今回はアボカドの洗い方(下ごしらえ)や冷凍保存の方法についてご紹介しました。

栄養豊富なアボカド、種にも使い道が…おうちで植物を育てている方には
ぜひ試してほしいのが、「アボカドの木を育てること」です!
そのまま土に植えても発芽しますが、水耕栽培で発芽させるのが初心者にはおすすめ。
つまようじとコップだけで簡単にできます。ただし、種の上下を間違えると失敗するので要注意。

残念ながら食用として売られているアボカドの種から栽培した場合は、おうちで
実を収穫するのは難しいですが観葉植物としては楽しむことができます。
ぜひ、おうちでも試してみてくださいね。

 

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