アーモンドは紀元前4000年頃のメソポタミア地域ですでに食されていたと言われています。
100種類以上の品種があり、食用とされているのは、一部のほのかな甘みがあるスイートアーモンドの系統。
苦味がある品種もありますが、薬などに用いられています。
アーモンドには、アンチエイジングや血液サラサラ効果が期待されているビタミンEやオレイン酸をはじめ、
食物繊維が豊富です。また栄養がぎっしり詰まっているので、カロリーが高い食品でもあります。
アメリカでは、一日の摂取目安は23粒までとされています。(日本での明確な基準はないみたいです)
とはいえ、日常的にそんなにアーモンドを食べる方も少ないかもしれませんね。
今回は、そんなアーモンドの食べ方やおすすめの冷凍保存の方法をご紹介します。
洗う
アーモンドといえばスーパーなどで、塩で味付けしたものやチョコレートのお菓子がたくさん並んでいます。
みなさんはどの食べ方がお好みでしょうか?ついつい、買ってしまいますよね…
さてアーモンドには、「生アーモンド」と「素焼きアーモンド」があります。
実はアーモンドは生でも食べることが可能なんです。
基本的に、スーパーで購入した素焼きアーモンドはそのまま食べることができます。
ただし、生のナッツを買ったときは要注意です。
熱処理や殺菌がされていない生のナッツには、サルモネラ菌がついている場合があります。
食中毒の原因となりますので、ご注意を。
サルモネラ菌は70℃で1分以上加熱すると殺菌できるため、心配な方はローストしたほうがよいでしょう。
とは言え、生のアーモンドも正しく理解すれば美味しくいただけます。
生のアーモンドはポリポリとした食感で、本来の甘味をほんのりと感じられます。
食べ方に注意が必要ですが、それさえ気を付けていたら大丈夫。
おすすめの食べ方としては、水につける方法です。生アーモンドと塩少々を容器にいれて
アーモンドにかぶるくらい水を入れます。その後、12時間冷暗所で保存。そして、12時間乾燥させます。
そうすることによって、より柔らかな生アーモンドを手に入れることが!
普段とは違うアーモンドも楽しんでみてはいかがでしょうか。
冷凍
先ほど、生のアーモンドの食べ方をご紹介しました。
そのほかの食べ方としては、スライス・ダイス。アーモンドパウダー、アーモンドミルクなどがあります。
アーモンドパウダーはお菓子作りはもちろん普段のお料理でも使えます。
アーモンドミルクは、水に浸したアーモンドをミキサーなどで細かく砕いてろ過した飲み物。
牛乳の代用品としても使うことができます。最近はアーモンドミルクのCMも見受けられますね。
油分の多いアーモンドは、酸化して風味が落ちやすいので冷凍がおすすめです。
冷凍してもカチカチには凍らないので、凍ったまま必要な量だけ楽しむことができます。
保存の際は、一度に食べる量を考えてラップに包んでから冷凍用保存袋にいれましょう。
その時は、空気を抜きながら密閉するのがベストです。
他のナッツやドライフルーツなどと合わせて冷凍すると、より料理の幅が広がりますね。
解凍方法はいたってシンプル。自然解凍です。食べる少し前に、冷凍庫から出しておけばOK。
仕事の休憩時間にコーヒーと一緒に楽しむのも大人の楽しみ方です。
ほかにも朝の忙しいときにヨーグルトと一緒に食べれば、それだけで一日元気に過ごせそうです。
他にも、アーモンドが入っているお菓子としてはマカロンが有名ですね。
コロンとした色とりどりのマカロン。贈り物にも、自分へのご褒美にも最適!
終わりに
いかがでしたでしょうか?アーモンドの食べ方や冷凍保存の方法などご紹介しました。
最近流行っている、アーモンドミルクはアーモンドをそのまま食べるよりも、栄養素が吸収されやすいと
いわれています。市販品もスーパーなどで売られていますが、家庭でも手軽に作れるので
ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
そのほか、アーモンドはお菓子以外にもメイン料理でも使える食材。
加えるだけで、いつもと一味違う料理に早変わり!和え物に入れたり、サラダにいれたりするだけで
ちょっとおしゃれなカフェおかずに変身。
パン粉の代わりにアーモンドを衣にして、鶏肉と一緒に揚げたりするのも絶品です。
一度お試しあれ。