バジルの洗い方は?保存方法おすすめレシピジェノベーゼの冷凍保存方法・バジルのオイル漬けは冷凍保存しないほうがいい

家庭菜園でも人気のバジルの保存方法と洗い方

料理の風味づけとして人気のハーブ、バジル。
パスタと相性がよく、オリーブオイルやトマト、ニンニクなどと一緒に使えば、風味が増します。

バジルには、体に有害な細菌やウイルスなどを殺菌、解毒作用のあるタンニンが含まれています。
また、バジルを含むハーブには食欲の増進、消化吸収の促進に加え、香りにはリラックス効果の期待も。

育てやすいことから家庭菜園にも向いていて、種類も多いバジル。
今回の記事では、バジルの保管方法と洗い方、ドライバジルの作り方を紹介したいと思います。

バジルの洗い方と保存方法

バジルは店頭でも購入することができますが、価格は高め。
育てやすい特徴もあることから、ぜひ家庭菜園で育て収穫してみましょう。
今回は、自宅で収穫したバジルの洗い方と保存方法を紹介します。

バジルは水洗いをすると傷みやすく、葉は繊維が壊れると黒くなります。
洗うときは優しくさっと洗い、すぐにキッチンペーパーにのせ水分をふきとりましょう。

冷蔵保存と冷凍保存が可能ですが、冷凍保存をすると香りがぬけることから冷蔵保存をおすすめします。
冷蔵保存するときは密封容器を利用しましょう。一週間保存可能です。

バジルは洗い、キッチンペーパーで水分をよくふきとります。
保存容器に湿らせたキッチンペーパー(よく絞ってください)を敷きバジルをおいてください。
バジルの上に湿らせたキッチンペーパーを載せ、容器のフタをして冷蔵保存。

保存容器がないときは、湿らせたキッチンペーパーでバジルを包み、さらに上からラップをかけて包み、
保存袋に入れ冷蔵保存。
バジルは湿気に弱いので、冷蔵庫で保存するときは冷気が直接あたらない所におきましょう。

冷凍保存すると約3週間保存可能。
バジルは洗い、キッチンペーパーで水分をよくふきとります。
重ならないように冷凍保存袋に入れて冷凍庫保存。
使用するときは、凍ったまま使用してください。
また、袋の上から粉砕してこなごなにし、ソースなどにふりかけてもOK。

 

バジルのおすすめレシピ

アレンジ力が高いトマトバジルのレシピを紹介します。
材料
・トマト     1個
・ニンニク     1かけ
・バジル      5~6枚
・オリーブオイル  適量
・塩、こしょう   適量

作り方
①トマトを1cmの輪切りにします。
⓶バジルをサッと洗い、細切りにします。
ニンニク1かけの皮をむき、みじん切りにしましょう。
③ボールに食料を全て入れて塩少々と、こしょうを多めにかけ、オリーブオイルをかけます。
④よくまぜ合わせ、冷蔵庫で約30分冷やせば、完成です。

豆腐を入れてしょうゆ少々をかければ、和風テイストに。
ゆでた鶏ムネ肉を細切りにして混ぜれば、さっぱりとしたおかず風になります。
スパゲティにするときは、お好みでバジルとチーズをかけても。

ジェノベーゼの冷凍保存方法

バジルで作るジェノベーゼの保存期間は、冷蔵庫で約10日、冷凍庫で約2ヶ月です。

バジルソースの材料は、
バジル、ニンニク、松の実、バルメザンチーズ、塩こしょう、オリーブオイル。
松の実は、クルミや、ミックスナッツ(味がついていないタイプ)でもOK。

冷凍するときに気をつけたいポイントを紹介します。
フードプロセッサーやミキサーで材料を粉砕して作りますが、
オリーブオイルはフードプロセッサーに入れず、最後に混ぜ合わせてください。

バジルは熱を加えると香りがとぶので、ミキサーは事前に冷しておきましょう。

冷凍保存袋に平らにして入れ、空気が入らないように閉めます。
急速冷凍で保存してくださいね。

 

 

 

 

ドライバジルの作り方と保存方法

ドライバジルにすると、半年~1年間保存できます。
バジルは湿気に弱いため、雨の日はさけて作業をしましょう。
方法としては、2~3日かけて天日干しする方法、
食品乾燥機を使用する方法、レンジを使う方法が。

今回は、レンジを使う方法を紹介します。
傷んだ葉や虫食いのバジルの葉はとりのぞき、水で洗ったあとはキッチンペーパーで水気をよくふきとります。
平らな皿にキッチンペーパーをひきバジルを重ならないようにのせ、600wで約3分加熱。
たくさんあるときは、キッチンペーパーとバジルを交互に重ねても。その場合は、加熱時間を4分に。
カリカリになったら出来上がりですが、こげないようご家庭のレンジに合わせ調整してくださいね。

乾燥したバジルを粉々にして保存します。
ハンドミキサーなどで粉砕しますが、なければ袋に入れて、手で粉々にしても。
何度も出し入れをすると傷むため、小分けにして保存袋に密閉し冷蔵庫保存。
密封できる瓶に入れてもOKです。

 

バジルのオイル漬けを冷凍保存しないほうがよい3つの理由

バジルとニンニク、唐辛子などをオイル保存瓶にいれ、オリーブ油を注ぎこみ作る
バジルのオイル漬け。
バジルの爽やかな香りが楽しめますが、冷凍保存はおすすめできません。

理由1は、オリーブ油の保存適性温度は18度といわれており、冷蔵・冷凍保存にむかないため

理由2は、冷凍・解凍の急激な温度変化を繰り返すと品質が劣化し、再冷凍が難しいため

理由3は、オリーブ油は光と空気に影響を受けやすく、酸化がはじまると風味が劣化するので
瓶に注ぎこんだ油は早く使い切ったほうがよいため

以上の3つの理由から冷凍保存はせず
短期間で使い切れる少量を作りおきすることをおすすめします。

まとめ

今回はバジルの洗い方と保存方法、ドライバジルの作り方を紹介しましたが
いかがでしたでしょうか。

バジルは他のハーブに比べ、虫に狙われやすい性質があります。
使用する前にさっと洗った方がよいでしょう。
一方でバジルは水洗いすると傷みやすいので、優しく洗ってくださいね。

シソ科に分類されるバジルはシソに似た香りとほのかな辛みが特徴ですが、
香りがとびやすいとされています。調理するときは、仕上げに使うようにしてください。

家庭菜園で育てるときは5月頃の苗植えがおすすめです。
収穫後は密封し、保存してくださいね。

 

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