皆さん、「豚バラ」とあう野菜と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
玉ねぎと炒めて豚の生姜焼き?白菜との魅惑のコラボ、ミルフィーユ鍋なども美味しいですよね…
豚肉は何でも相性抜群!常に冷凍庫にストックしておきたいお肉です。
そんな豚バラを使った料理の中で、今回は「豚バラ大根」をご紹介します!
豚バラ大根は、基本的に豚肉と大根を出汁や醤油などで煮込んだ料理のことです。
ちなみに、ダイコンには胃腸を健康に保つ効果や便秘を改善する効果などが期待されます。
豚バラには疲労回復・免疫力向上、アルコール分解効果などが!
そのため、疲れた時やちょっとお酒を飲み過ぎて胃の調子が悪いときに食べるにはもってこいの料理です。
では、豚バラ大根を調理するときに気を付けたい点や冷凍保存の方法をご紹介します。
調理するとき気を付けたいこと
豚バラ大根の材料は、「豚バラ薄切り肉、ダイコン、調味料各種」たったこれだけ!
ちなみに大根の部位によって料理の使い分けをしているかたっていらっしゃいますでしょうか?
大根は上部(葉っぱに使いところ)のほうが甘みが強く、水分が多いのが特徴です。
そして、下部にいくにつれて辛みが強くなり、水分が少なくなります。
そのため、みずみずしさを堪能するために上部はサラダなど生のまま楽しんでください。
真ん中の部分は、甘みと辛みのバランスがよいため、おでんやふろふき大根に。
下部は、味がしみこみやすいので漬物や照り煮などにおすすめです。
豚バラ大根は、大根の真ん中の部分を使うのがおすすめ!
話を戻して、豚バラ大根の調理方法です。
豚肉は洗うとシンクなどが逆に汚れてしまうので、洗わずにそのまま調理します。
大根は、スーパーで買ってきたものはあらかじめ土など落とされているのでさっと洗いましょう。
ただし、皮ごと食べたい方は念入りに洗ってください。
その後、それぞれ食べやすい大きさに切ります。
大根は食感が変わらないように小さめに切るのがポイント。いちょう切りで厚さは1cmぐらいが目安です。
先に大根を電子レンジで加熱調理(500Wで8分程度)しておくと煮る時間が短縮されます。
手順は次の通り…
①豚肉は油が溶け出すので、基本油をひかずに炒めましょう。くっつく場合は少量の油をひきます。
②途中、余分な脂をふき取りながら炒め、ある程度火が通ったら一度お皿に取り出します。
③豚肉を炒めたフライパンに大根を投入して軽く炒めたら、豚肉を戻します。
④大根と豚肉は混ぜずに、調味料(砂糖、みりん、しょうゆ、酒)を加えて、ふたをし中火で10分ほど煮ます。
⑤ふたを取り具材を混ぜたら、さらに弱火で3分ほど煮詰めて完成です。
④の時、焦がさないように時々フライパンをゆすってあげてください。
冷凍
完成した豚バラ大根はそのまま食卓へ。もしくは、ちょっと多めに作って冷凍保存も可能です。
粗熱を取り、小分けにして冷蔵用保存容器もしくは保存袋に入れて冷凍してください。
ちなみに冷凍すると食材の細胞が壊れて味が染み込みやすくなります。
予め冷凍して保存したい場合は、それ専用に薄めの味付けで作る方がベストです。
冷凍保存の期間は約3週間。できるだけ早めに食べるようにしましょう。
調理済みの豚バラ大根を冷凍して食べるほかには、下味冷凍の方法もあります。
大根と豚バラを食べやすい大きさに切ってから冷凍用保存袋に入れます。
そこに調味料を加え、袋の上からよく揉みこみます。ただし、大根の形を壊さないように注意。
その後空気を抜いて冷凍庫へ。
食べたいときに解凍して、そのまま鍋に投入。忙しいときに、予め下味冷凍しておくと
時短になっておすすめです。味がしみしみで、とっても美味しい豚バラ大根がつくれちゃいます。
豚バラ大根ですが、茶色一色でさみしいと思う方も…そんなときは、「きぬさや」がおすすめ。
他にはいんげんや小ネギなどを一緒にいれても色どり華やかになりますね。
きぬさやなども冷凍しておくと、ちょっとしたときにすぐ使えるので便利です。ぜひ、冷凍庫にストックを!
終わりに
いかがでしたでしょうか?
今回は豚肉の調理するときに気を付けたい点や冷凍保存の方法についてご紹介しました。
今回ご紹介したように、一から作るのもよいのですが…たまには手抜きしたい!といかたは
複数の調味料が入ったレトルト調味料を使うのもあり!
テレビCMでおなじみの青椒肉絲や回鍋肉…エビチリなど本格料理がおうちでも簡単に作れる代物。
基本的には4ステップぐらいで簡単に料理が完成するので、時短家事にもなって味も美味しく一石二鳥です。
パッケージに載っている野菜やお肉以外でも、自分好みにカスタマイズできるのでレパートリーが増えて嬉しいですね。
豚バラ大根、今日のおかずにいかがでしょうか?