栗は長期保存できる!栗の冷凍方法とスムーズな栗の皮むき方
秋の味覚狩りといえば、栗拾いですね。
栗の旬をむかえる9月~10月には栗拾いが行われ、新鮮な栗の収穫体験が楽しめます。
栗は栄養素が高く、炭水化物が豊富。
食物繊維や、むくみ防止などに効果があるカリウム、ビタミンB、C、葉酸など、多くの栄養素を保有。
渋皮には、抗酸化作用があるタンニンが含まれています。
その一方、野菜ではなく果物に分類される栗は、傷みやすい生鮮食品です。
鮮度がおちないよう、3ヶ月と長期の保存できる冷凍保存を積極的に利用してみましょう。
栗の冷凍保存方法
栗は冷凍保存しても、食感や味が変わりにくい食材です。
冷凍することで外側の鬼皮と内側の渋皮にすき間ができ、皮がむきやすくなくなりますよ。
今回は、2通りの冷凍保存方法を紹介します。
①そのまま冷凍
⓶皮のまま茹でてから冷凍
①は6ヶ月保存、⓶は3ヶ月の保存が可能ですが、甘さが増すの⓶の方法です。
最初にボールに水を入れ、栗を水につけます。
このとき虫食いがある栗は水から浮いてくるので、取り除きましょう。
市販品の栗は、約50分、
栗拾いなど市販品以外の栗は、約半日、水につけます。
ザルにあげ、キッチンペーパーで水分をよくふき取ります。
①のそのまま冷凍の場合は、栗が重ならないよう冷凍保存袋に入れて保存しましょう。
⓶は栗を茹でてから保存します。
栗を鍋に入れ、ヒタヒタの水を入れ中火にかけます。
フツフツと泡が出てきたら弱火にし、約50分ゆでましょう。
えぐみのもとになるので、アクはできる限り取り除き、水が減ってきたら、注ぎ足してください。
ゆでおわったらザルにあげ、水気をきり、キッチンペーパーで水気をふきとり、
栗が重ならないように冷凍保存袋に入れて冷凍庫保存しましょう。
解凍するときは、①②とも加熱調理をしてください。
袋からとりだし常温で約30分おいて解凍します(急ぐときは凍ったまま熱湯に約5分つけても)
むきやすいように、触ってみて鬼皮が柔らかくなっていたらOK。
水気をふきとり、皮をむいていきましょう。
スムーズに栗皮がむける調理方法
栗は美味しいのに、皮が固くてむきにくいと思ったことはありませんか?
スムーズに栗皮がむける方法を紹介していきます。
むくときは外側の固い鬼皮、中側の渋皮の順番にむいていきましょう。
栗を熱湯に約20分つけ、むきやすいように鬼皮をやわらかくします。
ザルにあげ水気をふき、切り目を入れます。難しい場合は、底の固い部分を切り落としても。
切れ目に包丁を入れ、頭の方向に引っ張るように鬼皮をむきましょう。手でむいてもOK。
続いて渋皮をむいていきます。
鍋を沸騰させ、鬼皮をむいた栗を入れます。
1分~2分ゆでてザルにあげ、手で触れる温度になるまでまちましょう。
包丁で丸みにそって、皮をむいていきます。
また、「ゆで栗」だと皮をむかなくて。
沸騰した湯に生栗を入れ、中火で約50分ゆでます。
ザルにあげて手で触れる温度になったら、栗を包丁で縦半分に切っていきましょう。
中味をスプーンですくって食べられます。
まとめ
今回は秋の味覚、栗の冷凍保存方法と栗皮のむき方を紹介しましたが、
いかかでしたでしょうか。
栗は暑さに弱いので、購入後はすぐに冷やして保存してください。
冷蔵庫で保存するときは冷蔵保存袋にいれ、0度付近になるようチルド室で保存。
栗は冷やすことで糖度がましますが、傷みやすいので1週間以内に食べてください。
なお、常温で保存すると、虫に食べられる可能性があるのでやめましょう。
白いブツブツがついている、表面に穴が開いているものは虫食いの可能性があります。
選ぶときは光沢があり丸みがあるものがおすすめです。