天候、季節にかかわらず、いつでも安くて新鮮な「もやし」。
ビタミンCやミネラル類、食物繊維などの栄養素があり、低カロリーなのも魅力的。
90%以上が水分でできているもやしは、誰にとっても食べやすい野菜です。
調理しやすくどの食材にも合うので、うっかり買いすぎてダメになってしまったことはないでしょうか?
今回は、もやしの洗い方と、大量に購入してしまった、すぐに使用する予定がないときに便利なもやしの冷凍保存の方法を紹介したいと思います。
美味しい「もやし」の冷凍方法
もやしを冷凍するときは、一度洗ってから密閉保存袋での冷凍保存をおすすめします。
購入した袋のまま冷凍保存することも可能ですが、もやしは洗うことで臭みが軽減。
時間がない、大量に冷凍保存したいなど以外は、洗ってから密閉保存しましょう。
なお、いちど袋を開けたものは、密閉保存袋に移しかえて保存してください。
もやしを洗うときは、ボウルに水をいれて、サッと洗います。
ここで大切なのは、しっかりと水気をきること。
水気が残っていると、使用するときにシャキっとしたハリが失われ、ベタベタした食感になります。
ザルなどで水気をきっておきましょう。
つぎに、冷凍保存可能な密閉保存袋に入れて、空気を抜きます。なるべく平らになるようにしましょう。
より鮮度をたもつために、急速冷凍をおすすめします。
もやしの冷蔵庫での保存は2~3日程度ですが、冷凍庫だと2週間程度、保存が可能。
もやしは生のほうがシャキシャキ感は良いのですが、いたみやすい野菜です。
使いきれないと思ったときは、冷凍保存を利用してみましょう。
冷凍保存したもやしを使用するときは、そのままの状態で調理できますが、必ず加熱して使用してください。
美味しさがアップするもやしの洗い方
多くのもやしは無農薬で作られており、商品の袋に「洗わなくても使用できます」と、書かれているものもあります。
「洗わなくてもいい?」
「そのままでも食べることができるよね」と思われている方もいると思いますが、
洗うことで臭いをとりのぞくことができます。
また、洗ったほうが、シャキシャキ感がよくなる利点もあります。
栄養素がなくならないように優しくサッと洗いましょう。
まず洗う前に、もやしの下ごしらえをしておきます。
白いひげ根と黒い豆の皮をとりのぞきます。
このひと手間で口あたりがよくなりますので、なるべくとっておきましょう。
次にもやしの洗い方ですが、ボウルに水をはり、もやしをいれます。
黒い皮が浮いてきたら、取り除いておきます。
通常は、短時間でサッと洗えばOKですが、
冷蔵庫で長く保存をしていたときなど、もやしがシャキッとしていない状態のとき。
このようなときは、お湯で洗います。
大きめのボウルを用意して50度程度のお湯を入れます。
もやしをこのボウルの中にいれ、30秒~1分ほどつけおき。
ザルなどにあげて水気をしっかりときってから調理すると、シャキシャキ感のあるもやしになります。
まとめ
今回はもやしの冷凍方法とシャキっとなる洗い方について紹介してきましたが、
いかかでしたでしょうか?
ぜひ、もやしをたくさん購入したときは冷凍保存を利用してみてください!
冷凍したもやしを調理するときは、野菜炒めやサッと湯出てサラダに加えるなど、
チョイ足し食材としても便利。
凍ったまま入れてOKなので時短にもなりそうですね。
もやしを購入するときは、白くて太いもの、根も白いものを選んでください。
茶色く変色したもの、いやなにおいがするものはさけましょう。
毎日の食卓にもやしをプラスして楽しんでくださいね!