冷凍エビを手軽に美味しく!べたつかない解凍方法
古くからお正月や祝いごとなど、おめでたいときに食べられてきたエビ。
桃の節句には子ども達の健康を願い、ちらし寿司に添えられてきました。
血液の流れを良くし、抗酸化作用が強いビタミンEが多く含まれているのが特徴です。
エビは国内では漁獲量が少なく、約90%のエビを輸入。
特に成長が早く養殖が容易なことから、ブラックタイガーは冷凍が多く、
1年中いつでもお店で売られています。
今回は、冷凍エビをべたつかなくする解凍方法と、えびの洗い方と下処理の方法について
ご紹介します。
解凍してからの再冷凍はやめよう!冷凍エビの解凍方法
冷凍エビを食べるときに、水っぽくならない解凍方法を紹介します。
以下の手順でおこなってください。
1:冷凍エビを、使用する分だけ取り出します。
2:ボウルに水(約500ml)と、塩(大さじ1)をいれ、海水と同じ程度の塩水を作ります。
塩水にいれることにより、エビのうま味が流れでることを防ぎます。
3:エビを入れて解凍します。
指で押して、柔らかくなっていれば解凍完了。
4:水をきり、キッチンペーパーで水気をふきます。
再びボウルに入れ、お酒少々(約小さじ1)をふりかけると、加熱調理したときに
エビの色が鮮やかになります。
なお、えびなどが入ったシーフードミックスでも同じ方法で解凍できますので、ぜひ試してくださいね。
また、エビはいたみやすい食材なので、使用する分量をとりだしたら
残りは袋に空気が入らないように袋を閉めて、すぐに冷凍庫で保存してください。
一度袋を開封したときは、なるべく2週間以内に使いましょう。
一度解凍したエビを再冷凍すると、菌が繁殖するリスクがあるのでやめてください。
解凍したエビはラップをかけ冷蔵庫に保管。
なるべく当日中に使いきるようにしてくださいね。
冷凍エビの洗い方と下処理方法
日本には多種多様の冷凍エビが販売されており、車えびや芝えび、殻つきのえびや殻をむいた
むきえびなどがあります。
えびの背わたなどを取った「下処理済み」の商品も販売されており、商品説明書に記載されています。
購入するときはこれらを確認し、用途に合わせた商品を選んでくださいくださいね。
今回は、下処理をしていない殻つきの冷凍エビについて紹介します。
以下の手順でおこなってください。
1:冷凍エビは、塩水につけ解凍します。
2:殻をむきます。殻をむかずに調理するときは殻つきのまま背わたをとってください。
えびの胴のつけ根を持ち、頭を引っ張り取り除きましょう。
腹側から胴にそって手をいれ、クルっと殻をむきます。
3:背わた(エビの腸)をとります。
背わたを残したままだと臭みや苦味がでてくるので、ていねいにとりましょう。
中央部分に見える黒い筋が背わた。
包丁で背に切り目を入れ、背わたをひきだします。
なお、殻付きでとるときには、竹串で殻と殻の間に刺しこみながら取っていきます。
えびの背を丸め、頭から2筋目ぐらいのところから刺し引き抜きます。
ボウルに水を入れ、竹串をすすぎながらとっていきましょう。
まとめ
今回の記事では、冷凍えびの解凍方法と洗い方、下処理の方法を紹介しましたが
いかがでしたでしょうか。
スーパーなどでは多種多様な冷凍エビが販売されていますが、エビはいたみやすい食材です。
一度解凍したら再冷凍はやめましょう。
使いきれないときは冷蔵庫で保管し、なるべく当日中に使いきってください。
解凍するときは、今回紹介した解凍方法をぜひ試してください。
塩水で解凍する、水分をとることで、べたつかない食感になります。
また、えびは火を通しすぎると身がかたくなりますので、調理するときは気をつけてくださいね。
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