壁打ちって効果的なの?

壁打ちって効果的なの?

 

テニスにおいて壁打ちといえば、
反復練習の代表例であり、1人でも練習できる数少ない方法の1つです。
しかし、実際のところ、
学校やスクールに壁打ちの場所があるところはそれほど多くはなく、
結果としてあまりやらなかったという方も少なくないのではないでしょうか。

壁打ちの練習に関しては、
賛否両論あり、
私自身もメリット、デメリットの両方があると考えています。

そもそも、壁打ちってどんな効果があるのでしょうか。
やった方が良いものなのでしょうか。
そんなことを今回はお伝えできればと思います。

壁打ちのメリット

壁打ちをすることのメリットはいくつかありますが、
その1つとして、
『基礎の練習ができる』
というものがあります。

打ったボールがそのまま自分に返って来ますし、それほど強く返ってくるわけではないので、
しっかりフォームを固めていくことに関しては最適です。

フォームを意識しながら、
上達させていくために壁打ちは行なっていきます。

打ったボールが返ってくるということは、
球出しの時のように拾わなくて良いので、
その点においても非常に楽ですよね。

しかし、一方で、
すでに自分のフォームが出来上がっている中上級の方にとっては、
少し物足りない練習になっているかもしれません。


また、
『1人でできる』
というのも、壁打ちの大きな特徴ではないでしょうか。
本来、テニスは相手がいないと成立しないため、
サーブ等を除けば1人で練習するのはすこし難しいスポーツです。

しかし、壁打ちの場合は、
1人でもコツコツと基礎の練習を行うことができ、
誰かの都合に合わせることもなく、
自分のやりたいだけ自由に練習することができます。

また、自分1人で練習しながら、
後ろからスマホ等で撮影することもできるため、
常に自分のフォームは打球をチェックすることができるというわけです。

一方で、上級者にとってはつまらないかもしれません。
相手は壁なので、生きた球が返ってくるわけではありませんし、
むやみに強い球を打とうとするとボールが返ってくるのも速くなり、
次のボールを打つ時のフォームが崩れたりすることもあります。

だからこそ、基礎から固めていこうという方にとっては
是非オススメしたい練習方法ですね。

オススメの壁打ち練習方法

壁打ちの練習方法は様々ありますが、
ここでは私のオススメの練習方法を
いくつか紹介していきましょう。

サーブ練習

サーブというのは、1人でできる数少ない練習の1つですが、
1人でもコートを借りたり、
球拾いをするとなると、
かなり大変ではありませんか。

もちろん、微妙なコントロールを練習したりしたいという場合には、
コートに立つことが一番ですが、
自分のフォームや打点を確かめたい。
ボールのキレを出したい、
回転をしっかりかけられるようになりたいといったようなことは、
球拾いをする時間も練習にあてることができるのです。

『勢いのないボールに力を乗せる練習』
壁打ちは相手がボールを返してくれるわけではありません。
あくまで壁に当たってボールが跳ね返ってくるだけです。

そのため、打つときには良い球が打てたとしても、
跳ね返って自分の元に戻ってくる頃には、
すっかり威力がない状態でボールが返ってきているはずです。

プレー中でも、威力のないボールに力を乗せて打てるようになりたいという方は
是非練習してみてください。

まとめ

先程もお伝えしましたが、
壁打ちというのは基礎基本に立ち返るための練習としてはとても良い手段です。

基本練習というのは、スクール等で球出し練習をする以外に、
なかなか行う場所が少ないのではないかと思います。

しかし、最も大切なこともまた、基本練習なのです。
基本練習を人よりもたくさん行い、
ライバルと差をつけていきましょう!

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